MathJax コマンド集

2020年12月12日

MathJax の使い方

Web ページで数式を Latex のように表示させるには、MathJax を使います。ヘッダーに次のスクリプトを記述します。

<script type="text/x-mathjax-config">
  MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$','$'], ["\\(","\\)"]] } });
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.0/MathJax.js?config=TeX-AMS_CHTML">
</script>

”$ 数式 $”のように記述すると、文章の途中に数式を挿入することができます。”¥[ 数式¥]” のように記述すると、新しい行に数式が挿入されます。基本的に別行立て数式で表示します。

参考サイト

フォント

太字

\( \boldsymbol{a} \)

\[  \boldsymbol{a} \]

立体

\mathrm{ C }

\[ \mathrm{ C }\]

立体太字

\( \mathbf{e} \)

\[ \mathbf{e} \]

分数

インライン数式と別行立て数式

インライン数式では、分数を普通に記述すると文字が小さくなってしまうので、"\frac" を使わずに表示することもあります。"\dfrac" を使うと文字が大きく表示されます。別行立て数式では、"\frac" と “\dfrac" は同じ大きさになります。

分数 \frac

インライン数式

$\frac{2}{3}$

別行立て数式

\[\frac{2}{3}\]

\[\frac{2}{3}\]

分数 \dfrac

インライン数式

\( \dfrac{2}{3} \)

$\dfrac{2}{3}$

カッコつきの分数

\left( 1 + \dfrac{1}{n} \right)^{n}

\[ \left( 1 + \dfrac{1}{n}\right)^{n}\]

連分数

\dfrac{1}{1 + \dfrac{x}{1 + x}}

\[ \dfrac{1}{1 + \dfrac{x}{1 + x}} \]

ベクトル

矢印記号

\( \vec{a} \)

\[\vec{a}\]

複数文字にまたがる矢印記号

\( \overrightarrow{AB} \)

\[ \overrightarrow{AB} \]

シグマ記号

総和

\sum_{k = 1}^{n} a_k = a_1 + a_2 + \cdots + a_n

\[\sum_{k = 1}^{n} a_k = a_1 + a_2 + \cdots + a_n\]

組み合わせ

二項係数

{}_{n} \mathrm{ C }_{k}

\[{}_{n} \mathrm{ C }_{k}\]

極限

自然対数の底

\lim_{x \to \infty} \exp(-x)

\[\lim_{x \to \infty} \exp(-x)\]

mod

\pmod

10 \pmod{15}

\[10 \pmod{15}\]

\bmod

10 \bmod 15

\[10 \bmod 15\]

複数行の式

\( = \) で揃える

&で挟んで揃えます。

\begin{eqnarray}
x + 2y &=& 4\\
3x + 5y &=& 1
\end{eqnarray}

\[
\begin{eqnarray}
x + 2y &=& 4\\
3x + 5y &=& 1
\end{eqnarray}
\]

”$ 数式 $”のように記述すると、文章の途中に数式を挿入することができます。”¥[ 数式¥]” のように記述すると、新しい行に数式が挿入されます。基本的に別行立て数式で表示します。

参考サイト

Posted by ヤマカサ